ページ寸法が異なるPDFは結合できますか?
できます。しかも結果はごく普通のPDFです。すべてが揃っていなければならないという思い込みは、紙から来たもので、フォーマットから来たものではありません。
ページ寸法はページの属性です
PDFでは、寸法は文書の設定ではありません。各ページが自分のボックス、つまり幅、高さ、回転を持っています。文書はページのリストであり、そのリストの中に、ページ同士が一致していなければならないという要求はどこにもありません。
ですから、1つの正当なPDFが、A4の報告書、海外でスキャンされたUS Letterの請求書、横向きの表、正方形の写真ページを同時に収めることができます。ビューアーは文句を言わずに扱います。出てきたページを、その都度ウィンドウに合わせて表示するだけです。
結合が何も正規化しなくてよい理由
寸法がページ側に載っているため、ページを新しい文書へコピーすれば寸法も一緒に運ばれます。変換先となる共通の書式もなく、ツールが下すべき判断もありません。
むしろ1つに強制するほうが、破壊的な選択になります。横向きの表を縦向きのページに収まるよう縮めれば文字が小さくなり、US LetterのページをA4まで広げれば、もともと文書になかった余白が加わります。どちらも、フォーマットが求めてもいない整然さのためにページの見え方を変えてしまいます。
それでも揃えたくなる場合
気にする理由が1つだけ、正直に挙げられます。印刷です。プリンターのトレイには1種類の紙が入っていますから、寸法が混在した文書は印刷ダイアログで拡大縮小されるか、入っている紙に印刷されて出てきます。
これは印刷についての判断であり、その場所は印刷時、つまり印刷ダイアログ自身の拡大縮小の設定です。取り消せない形でファイルに焼き込む場所ではありません。画面でしか読まれない文書は、寸法が混在していても何も失いません。
一緒に引き継がれるもの
寸法とともに、各ページは自分の回転も保ちます。回転させたことで横向きになっているページは結果でもそのままで、あとで向きを直すことも、やはりそのページだけへの変更です。同じ工程でそれを行う方法は結合前にページを並べ替えるをご覧ください。
Merge PDFでの手順
どの寸法のPDFでも追加してかまいません。ページのグリッドは各ページを自分の縦横比で表示するので、横向きの紙は保存前から横向きに見えます。PDFを結合は、どのページも届いたときの寸法と回転をそのまま保った1つの文書を書き出します。揃えるための変形は行いません。関連する問いは結合で画質が落ちるのかで扱っています。
ブラウザでPDFを結合 → Merge PDF